やぶにらみ見聞録


 目次

 内容について

しょっこう(蜀紅) 
あさぎのぎの字はネギの色(浅葱)
5cm四方に精緻を込めて(顎)
先革について 
名は体を表す(火打ち)    
雲かクラゲか?クラゲか松か? 飾り方
刺し地(刺し子生地)    
職人の物差し(見ただけでサイズが判る?)
キャッチャーマスクのルーツは面金?
爪がもげた
不明の価格と品質は?(本物はいずこ)
何故防具に鹿革か?
甲手芯に何故鹿の毛が?
職人のモノサシ  P�U
軽量防具の行く先は?
顎の重要性
皮か革か?革をなめす(鞣)
防具選び  面を選ぶ1
防具選び  面を選ぶ2
材料がなくなる
防具選び 面を選ぶ
竹刀の衝撃

 平成12年11月 朝のNHK番組に井上ひさし氏が「今残したい日本の言葉」と言う題で出演しておられました。
番組の中で手書きの色紙で「むずかしいことをやさしく」と書いておられた事が特に印象に残りました。

我々剣道具の業界で使用する言葉も該当するのではないか?
多くの剣士の皆様に理解できない言葉や部品名、専門用語を使用しているのではないか?
「残したい言葉」だけにとどまらず間違った名称を呼称したり、文字を使用しているのではないか?
 深く考えさせられました。

ただ、難しい言葉を優しくと言っても誤字は論外と思います。
なぜなら、「蜀紅」の文字1つ取っても、誤字は本来の文様を表す意味から遠ざかり、役目や働き迄否定してしまいます。

剣道具の世界で今巷で使われている言葉には間違いや相違の例が実に多く見受けられます。 
指導現場(ユ−ザ−側)と製造現場(メ−カ−側)での呼称の違いも又見受けられます。

どちらが正しいか間違いかではなく、その意味や、名称、いわれ、を考慮いただきたく、製造現場からシリ−ズとして今後お届けして行きたく思います。