防具選びの参考に

その1  平成19年度版


このごろの剣道具のお粗末さには目に余る物があります。
今の剣道具は「防具」ではない物が多すぎる。

剣道具のみならず付属品にまで蔓延している事実に同じ防具業界にあって恥ずかしい限り。
この事実を剣士の皆様とともに考えたいと思います。

そして未来の剣道に繋ぐ為!


例えばまず防具着装の必需品の「紐」。


昨今はその多くが、使われ方が判らない、理解できない外国で、外国人の手で生産されており、
それを指導する日本の業者も正しい製造法を理解していない。
結果的にわずか3日の使用で口元の「乳」下の解れ。

万一「乳」が解けて面が落ちたらなんとするのでしょう。

落ちた直後に面を打たれたら、無防備で竹刀の衝撃を受けることになります。
(果たして製造指導者は、日本の輸入業者はそして販売現場、剣士の皆様は
「乳」の意味と働きを理解しているのでしょうか?)

和服の帯紐がこのようであったとしたらーーーーーーー
「恥ずかしい」で済む問題ではありません。


これを解消するのは実に簡単なことで手間の掛かることではありません。
紐を作るとき、最初に乳革に通す輪の状態の「乳」を作ります。
その際に余分の糸類を口元に巻いて「乳輪止め」を施します。
巻き取りドラムに掛かるまでのわずか1分掛からぬ時間で済む作業で、
2回巻いて縛るだけの簡単な作業です。


紐に対する知識のない輸入業者や、そうした業者から仕入れをしている小売店にも責任があります。

紐に止まらず防具でない剣道具の多いこと
そしてHPにおける間違った情報と誇大広告の多いこと。


面編に続く


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